このような疑問にお答えします。
記事の内容・日商簿記2級とは
・日商簿記2級の勉強法
・おすすめの参考書は3つ
・学習で挫折したポイント
・スクールは利用すべきか
この記事を書いている僕は現役の大学生です。9月の始めに学習を開始し、11月30日に日商簿記2級に(約3ヶ月で合格)しました。
日商簿記2級は、「就活で有利になる」といった理由から、大学生で目指す人も多いと思います。
とはいえ、取得のメリットや難易度について詳しく知ってからじゃないと、学習のモチベーションは上がりませんよね。
そこで今回は、実際に日商簿記2級に約3ヶ月で合格した経験から、合格の難易度や勉強法、独学でも大丈夫か?ついて解説していきます。
これから簿記2級を取得したいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
ではいきましょうd(˙꒳˙* )
日商簿記2級とは
日商簿記2級(以下、簿記2級)は、企業会計に関する幅広い知識が問われる中級レベルの試験です。
ビジネススキルの三種の神器(英語・会計・IT)の一つとして挙げられる「会計」を含み、就職や転職においても評価が高く、”コスパの良い資格”として大学生に人気があります。
参考:商工会議所の検定試験「就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30」
日商簿記2級のレベル感
直近の合格率(統一試験) | |
164回 | 21.1% |
163回 | 24.8% |
162回 | 20.9% |
161回 | 26.8% |
160回 | 17.5% |
159回 | 30.6% |
158回 | 24.0% |
157回 | 8.6% |
156回 | 18.2% |
簿記2級の合格率は、統一試験で約20%ほど。
ネット試験の合格率は約30%と比較的簡単になっています。
必要な勉強時間
日商簿記3級の知識がある場合で、200~300時間の勉強が必要と言われています。
実際に、僕は簿記3級合格までに100時間ほど、簿記2級合格までに200時間ほど勉強していたので、大体300時間が目安だと思います。
とはいえ、勉強時間は「計算に対する適性」や「学習の習慣があるか」等によっても変わってくるので参考程度にするのが良いかもです。(ちなみに、僕は計算が非常に苦手でした。)
日商簿記2級の勉強法
ここからは、簿記2級に合格するまでにした勉強を紹介していきますね。
先に結論として、以下の4つを行いました。
簿記2級合格までにしたことは4つ- 3週間:『CPAラーニング』全体像把握
- 14日間:『たぬ吉の資格塾』工業簿記
- 1ヶ月間:『一周目の内容理解をする』
- ラスト1ヶ月『問題演習を繰り返す』
では、順に説明していきますね。
その➀:3週間:『CAPラーニング』全体像把握
まずは、『CPAラーニング』というサイトで簿記2級の全体像を把握しましょう。
僕も最初は驚きましたが、この『CPAラーニング』という簿記学習サイトは、完全無料で学べるんですよね。
その➁:14日間『たぬ吉の資格塾』工業簿記
特に工業簿記は、簿記2級から加わる新しい論点なので、内容理解に苦戦します。
とはいえ、『たぬ吉資格塾』というYoutubeチャンネルは、とても分かりやすく無料で公開されているので、こちらを用いれば大丈夫。
その③:1ヶ月間『一周目の内容理解をする』
一周目の学習で「なんだよこれ...」とわからなかった論点を中心に、自分なりに内容を噛み砕いて理解する段階。
たとえば、僕の場合「税効果会計」という論点が意味不明すぎだったので、自分なりにノートを作りつつ、言葉に出して覚えていましたね。
ここは、とても重要なので1ヶ月ほどは使いたいところ。
その➃:ラスト1ヶ月『問題演習を繰り返す』
ラスト1ヶ月は、問題を解くことで、わからない論点を減らしていきます。
簿記2級は、90分間で膨大な量の問題を解かなければいけないので、タイムマネジメントも大切です。
ネット試験を受ける方は『CPAラーニング 模擬試験』などを使って、実際の形式にあらかじめ慣れておきましょう。
使用した参考書は3つ
参考書は、書店で『自分に合っているもの』を探すことをおすすめします。
たとえば、説明が多いほうが理解しやすいならば「説明が多い参考書」
逆に、イラストが使われていたほうが理解しやすいならば「イラスト重視の参考書」を選ぶといった感じですね。
※以下は、すべて「イラスト重視の参考書」
商業簿記のおすすめ学習で挫折したポイント
挫折したポイントを上げるとすれば、以下の3つです。
直接原価計算
連結会計(鬼ムズ)
スクールは利用すべきか
簿記2級は独学でも合格可能ですが、スクールを使うという選択もぶっちゃけアリだと思います。
スクールがアリだと思う理由3つ- わからない論点を質問できる
- 簿記2級は難しい論点が多く挫折する
- 合格までの必要勉強時間が短縮できる
上記のとおりでして、特に「わからない論点を聞いて、簿記学習に挫折したくない」「時間がないので、早めに合格しておきたい」といった方におすすめになっています。
スクールがおすすめな方就活のために早めに取得したい方
分からない論点を専門家に聞きたい方
勉強時間を80時間ほど少なくしたい方
スクール利用者は独学よりも、勉強時間が50~80時間ほど少くて済むと言われています。
上記のサイトが評判も良く、おすすめですね。
お金はかかりますが、簿記2級に合格して、別のことに時間を使いたい人は、受講する価値はあると思います。
まとめ:日商簿記2級で可能性を広げよう。
大学生で『漠然と将来の不安がある人』や『なにか専門性も身に付けたい人』には日商簿記2級はとてもおすすめです。
ぜひ今回の勉強法を参考にしてみてください。
今回は以上です。ありがとうございました!