このような疑問を解決します。
記事の内容・中国語検定3級のレベル
・合格までの勉強法すべて公開
・中国語検定3級のメリット4つ
・中検3級のよくある質問5選
・2021年の4月に中国語の勉強開始
・2021年の6月に中国語検定3級を受験
・中国語力ゼロから2ヶ月で中検3級に合格
この記事を書いている僕は現役の大学生です。中国語力ゼロから中国語検定3級(以下、中検3級)に2ヶ月ほどで合格しました。
まず結論として、いきなり中検3級を受けても全然大丈夫ですよ。
この記事はこんな方におすすめ
- 最短で合格する勉強法を知りたい
- 試験の攻略法について知りたい
- 大学や仕事のため中検3級が必要
この記事では、合格するための勉強法や取得のメリットなどについて紹介します。
大学の単位認定や仕事に使える『中検3級』を取得する際の参考にしてください。
※なお『今すぐ勉強法を知りたい』という方はこちらをクリックすると、該当ページに飛びます。
中国語検定3級のレベル
まず『中国語検定』は、
簡単なものから準4級→4級→3級→2級→準1級→1級の6段階に分かれています。
簡単な日常会話ができる
基本的な文章の読み書きができる
その①:中国語検定3級の合格率
多少のバラツキはありますが、過去10年間のデータを分析したところ、合格率は約42%でした。
開催回 | 合格率 |
第98回 | 46.0% |
第99回 | 42.2% |
第100回 | 46.6% |
第101回 | 52.8% |
第102回 | 47.6% |
第103回 | 43.5% |
第104回 | 52.5% |
第105回 | 46.0% |
第106回 | 39.0% |
第107回 | 49.8% |
出典:中国語検定公式サイト
約半数の方が合格できる試験となっていますね。
その②:中検3級合格に必要な時間
合格に必要な勉強時間は、個人差はあるものの、一般的に200~300時間程度と言われています。
つまり、毎日3時間ほど勉強すれば、2ヶ月ほどで合格可能です。
その③:中国語検定3級の試験概要
中検3級の試験概要を簡単にまとめてみました。
中検3級の試験概要 | |
日程 | 3月、6月、11月の年3回(すべて第4日曜) |
会場 | 世界各地(東京、大阪、台湾等) |
受験料 | 5,800円(税込) |
出題内容 | リスニング100点、筆記100点 |
試験時間 | リスニング30分、筆記70分 |
合格基準点 | リスニング、筆記ともに65点以上 |
合格までの勉強法すべて公開
メインの参考書を勉強
本番2週間前から過去問を解く
勉強法①:キクタン3級を毎日聞く
『中検3級』に合格するためには、約2,000語の常用単語を覚える必要があると言われています。
そのため、単語の勉強はなるべく早めに取り組んでおいたほう後々楽です。
ここで使ったのが、楽しく学べることで有名な『キクタン中検3級レベル』という単語帳。
この参考書にした理由は、中国語の音源がリズミカルに流れてくるので、楽しく覚えることができるからですね。
僕はスキマ時間も活用して毎日2時間ほどは、聞きながら発音していました。
「楽しく覚えたい」「苦手単語を克服したい」という方におすすめの単語帳です。
中検3級ではリスニング力が必須なので、『Audiobookの14日間無料』で鍛えておくことをおすすめします。
勉強法②:メインの参考書を勉強
中検3級の参考書は様々なものが出ていますが、どれがいいかわからないという方もいらっしゃると思います。
そこでおすすめしたいのが『出るとこだけ!中国語検定 合格一直線』という参考書ですね。
正直、この参考書がなければ本質的な理解、短期間での合格はできませんでした。
こちらの教材は『1日1章+前章の復習』というスタイルの勉強に向いています。
僕は中検3級の文法問題の対策として、最初の1ヶ月は毎日1時間ほど読み進めていました。
本質の理解、短期での合格には必須。ぜひ受験者の方には手に取ってもらいたい1冊です。
勉強法③:本番2週間前から過去問
試験の2週間ほど前からは、問題の傾向を知るために、過去問を解き始めました。
実は中検では、毎年同じような問題が出題されています。
そのため、過去問を2~5回分ほど解いていくと、試験の構造が浮き彫りになり、問題が解きやすくなります。
筆記試験の過去問は公式サイトのものを使いました。
なお、リスニングは公式サイトに音源がないため、『中検3級試験問題』がおすすめです。
リスニングで使った参考書この本には、ダウンロード音源が付属しているので、本番同様のリスニング体験も可能です。
以上が、『中国語検定3級』に2ヶ月で合格するまでにした3つのことでした。
上記を着実に行えば、合格圏内に持っていけるはずなので、ぜひ勉強法をまねて、合格を掴みとってくださいd(˙꒳˙* )
14日間無料で体験する中国語検定3級のメリット4つ
次に、中検3級のメリットについて紹介します。
中検3級を取得するメリットは4つ語学力の証明
英語力も伸びる
市場価値が上がる
国際交流が増える
メリット①:語学力の証明
中検3級では、リスニング、スピーキング、ライティングの3技能をテストされます。
これによって、受験者の中国語の能力を正確かつ客観的に評価することが可能です。
つまり、あなたの中国語の能力を客観的に世界中の人に証明することが可能になります。
メリット②:英語力が伸びる
これは僕が非常に感じていることですが、中国語を勉強すると英語力が伸びます。
なぜなら、中国語と英語の文法はとても似ているからです。
例えばこちらの文章、
『S=私は、V=勉強する、O=英語を』で文法が似ていますね。
日本語の場合、
『S=私は、O=英語を、V=勉強する』と語順が逆転するため、英語の理解が難しいです。
英語の文法に似ている中国語を学習することで、英語の文法力も自然に伸びていきますよ。
メリット③:市場価値が上がる
中国語を話せる人材は、国際的に高い評価を受けています。
日本では英語の能力に焦点が置かれがちです。
言い換えれば、中国語が話せるということはあなたの希少性を高めるということです。
メリット④:国際交流が増える
中検3級を取得することによって、中国の文化や歴史などに興味を持ち、深い知識が得られます。
そのため、中国人との関わりや旅行に行くことが増え、より多くの国際交流が可能になります。
以上がメリット4選でした。
この他にも、大学生であれば、単位認定として使えるという点もメリットとして挙げられますね。
ぜひ中検3級合格に向けて勉強する際の、モチベーションにしてください。
試験当日の持ち物5選
筆記用具
腕時計or置き時計
受験票、筆記用具、腕時計は公式サイトにも書いてあるものです。
後は、任意ですが以下の2つもあるとよいかと。
あると良いもの2選マーカー専用ペン
ここで一押しなのが、『マーカー専用のペン』ですね。
中検では、全設問マーク式を採用しています。
そこで、マーカー専用のペンを使うことで、特にリスニングの圧倒的な時間短縮に繋がります。
中検3級のよくある質問5選
質問①:中検3級の合格点
中検3級では、リスニング・筆記ともに65点以上に達していないと不合格となります。
ただし、合格基準点は、各回の難易度を考慮して調整されることがあります。
もし65点に届かなくてもワンチャンありますので、合格通知を待ちましょう。
質問②:中検3級の申込み方法
中検3級の申し込みは、郵便またはインターネットから可能です。
その中でもインターネットからの申込みが、簡単でおすすめですね。
質問③:中検3級の受験資格
中検3級の受験資格には、年齢や国籍の制限はありません。
ご希望であれば誰でも受験が可能です。
質問④:中検3級の試験時間
中検3級の試験時間は、リスニング30分、筆記70分の計100分間です。
質問⑤:試験中のトイレについて
トイレは原則、リスニング中は禁止です。
ただしリスニング後に必要であれば、試験官に知らせて行くことができます。
まとめ:とにかく『継続』あるのみ
最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m
本記事では、中検3級に2ヶ月で合格するためのノウハウをすべて紹介しました。
短い期間で合格を掴むには、今回紹介した勉強法を『継続』することが大切です。
ぜひ合格を掴み取ってください!応援しています。
今回は以上です。ありがとうございました!